
佐賀県白石町の外壁塗装・屋根塗装専門店、株式会社キスです。
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今回のブログを執筆させていただくのは、外装劣化診断士の木須です。

庇の外壁塗装は、住まいの外観を整えるだけでなく、これら建具の耐久性を高め、機能を維持するために極めて重要なメンテナンス作業でもあります。
庇は、建物の窓や出入口の上に設置され、雨よけや日除けの役割を果たしていますが、常に屋外にさらされているため、劣化しやすい部位でもあるのです。
そこで今回は、庇の塗装の目的、施工方法や手順のポイントについて、詳しく解説してまいります!
@「庇(ひさし)」とは?
◆ 庇・霜除けとは?
庇(ひさし)は、建物の窓や出入口の上に取り付けられた、雨よけや日除けの役割を果たす建築部材です。
霜除けとも呼ばれ、「小さく出っ張った屋根部分」と言うとイメージが付きやすいのではないでしょうか。
木製・金属製・アルミ・樹脂製などその種類は多様で、デザインや機能によって選ばれています。
外部に設置されるため、風雨や紫外線の影響を強く受けやすく、定期的な塗装メンテナンスが必要です。
屋根や外壁同様、庇も雨風にさらされて劣化するため、塗り替え工事の際に一緒に塗装するのが一般的です。
外観の美観を整えるだけでなく、防水性や耐久性を高めるためにも重要と言えます。
合わせて、庇を下から見上げた際に見える箇所は「軒天(のきてん)」と呼ばれ、別のパーツとして扱われます。
A. 庇の役割
◆ 雨の吹き込みを防いでくれる
庇は「霜除け」とも呼ばれる通り、霜や小雨などが窓やドアから室内へ侵入するのを防いでくれます。
それにより、室内への浸水や、壁下地へのダメージ…といったリスクを回避することができるのです。
また、雨の日も窓を開けて換気ができる点もメリットとして挙げられます。
通常、雨天時には窓を閉め切った状態となりますが、庇があれば雨水の吹き込みを防いでくれるので、気兼ねなく新鮮な空気へ入れ替えることができます。
特に梅雨時期など、湿気がこもってジメジメとしやすい際には一役買ってくれます。
◆ 夏には日陰を作ってくれる
庇は直射日光を遮ってくれますので、夏場の強い日差しが室内へ入り込むのを防ぎます。
それに伴い、室内の温度上昇を緩和することができ、快適さをもたらしてくれます。
さらに、室内へ入り込む直射日光が減ることで、畳や床、カーテン、家具も日焼けしにくくなります。
◆ 窓やドアの劣化を防いでくれる
紫外線や雨水は建物の劣化に繋がります。
庇があることで直射日光や雨が当たりづらくなり、劣化スピードを緩やかにしてくれます。
B. 雨戸・戸袋の塗装が必要な理由
◆ 部材の劣化を防ぐため
庇は常に雨水や太陽の紫外線、湿気、風にさらされて、次第に劣化していきます。
特に金属製の庇は、塗装が剥がれてしまうと錆が発生しやすくなり、最悪の場合には腐食して穴が開いてしまうこともあります。
木製の庇であれば、塗装の劣化により水分を吸収し、腐食やカビの原因になることもあります。
上記のような劣化を放置し続けると、庇本来の機能性を失ってしまいます。
最悪の場合、塗装では手が負えずに交換工事になる可能性さえあります。
大掛かりな補修が必要となる前に早めに塗装メンテナンスを行い、長持ちさせた方が長い目で見ると経済的です。
塗装によって建物の隅々までしっかりと保護することで、美観を保つと同時に庇の防水性・防錆性・耐候性を向上させることができます。
◆ 美観の維持
外壁塗装と同時に付帯部まで塗装する理由の一つに、全体の美観が挙げられます。
外壁や屋根を綺麗に塗装すると、塗装していない付帯部の劣化や汚れがことさら目に付くようになります。
また、外壁と庇の色調が合っていないと、建物全体の印象が悪くなることもあります。
外壁塗装と一緒に庇も塗ることで、建物全体のバランスをとることができます。
C. H様邸の庇塗装の流れ
庇の塗装は、外壁塗装と同様に、しっかりとした手順を踏むことが大切です。
1.高圧洗浄・ 下地処理
庇の表面に溜まった汚れやホコリ、コケなどを高圧洗浄やブラシでしっかりと除去します。
水分が残った状態での塗装は密着不良の原因となるため、洗浄後は十分に乾燥させます。
また、旧塗膜の剥がれやサビがある場合は、補修やサビ落としを行い、塗料がしっかりと付着するようにします。
下地処理を丁寧に行うことで、塗装の仕上がりや耐久性が大きく向上します。
2. 上塗り1回目
使用する塗料メーカーによって定められている基準に則って施工していきます。
上塗りは通常2回塗りが推奨されており、1度目の塗装が完全に乾いてから2度目を塗ることで、より耐久性の高い塗膜を形成します。
上塗り1回目を終えた後は、指定されている乾燥時間を守り、完全に乾くのを待ちます。
3.塗装2回目
上塗り1回目に問題がないことを確認した後、2回目に入ります。

一箇所一箇所丁寧に作業し、ムラなく綺麗に仕上がりました。
上塗りを2回に分けて行うことで、塗装が均一になり、剝がれにくくなります。
仕上がりの美しさはもちろんのこと、厚みのある塗膜が形成され、保護機能も高まりました。
D. まとめ
庇の塗装は、住まい全体の美観と機能性を守るためにも欠かせないメンテナンスです。
劣化の兆候を見逃さず、定期的な塗装を行うことで、長期的にコストを抑え、快適な住環境を維持することができます。
塗料選びや施工時期について迷った際は、専門業者に相談するのがおすすめです。

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